ラーメンの歴史を改めて振り返る

こないだ地元で昔ながらの中華そばを食べた。
シンプルなトッピング。麺はちょい多め。醤油にあっさりの鶏ガラスープ。
麺は太く小麦の味がしっかりしている。

そんなラーメンの歴史を調べたくなってネットで3時間くらい読み漁ってました。
日本のラーメンの歴史
【知らないと恥ずかしい?】ラーメンと中華そばの違いって?日本のラーメンの歴史から見てみる。
・諸説あるが鶏ガラスープのあっさり塩味のラーメンを日本に広めるため
 明治末期に浅草来々軒で濃いめの醤油に豚骨割合を多くしたラーメンが開発され
 それが東京ラーメンの元祖といわれる。醤油は動物臭さを抑える。
・本場ではかん水を使った麺は少数派。日本ではかん水を使ったしこしこツルツルの縮れ麺が一般。
・昔はそれなりに高かった。
・大正~昭和初期に全国に●●軒が登場。現在のご当地ラーメンの元祖となる
・戦後貧しい時代に屋台売りが広まり、夜鳴きそばと呼ばれる。安価で美味、栄養価も高いとされた。
・昔ながらの中華そばのお店だと一杯500円が多い。
・戦後支那そば→中華そばに呼び方変更
・インスタントで全国にラーメンが定着
■かん水とは
今でこそ一般的なラーメンの麺だけど、中国でも19世紀から登場した新しい麺。
どこぞの湖水を使うとアルカリ塩水が小麦の生地をツルシコ縮れ麺に変えるんだとか、
山の岩から煮出して精製するとか、なんとか。
■派生して
皆がよく知ってる担々麺。これは中国では汁なしが一般的。
日本だと黄色いスープに浸ってるのが一般的ですね。
担々麺は四川料理に分類されます。辛い中華料理はたいてい四川です。
それで四川料理を日本好みの味に再構成して夜に広めたのが陳建民さん。
四川料理の父と呼ばれ、息子は赤坂で名門、”四川飯店”をオープンさせました。
いまや国内で中華を食べに行くとどこにでもエビチリ、あると思います。
これトマトケチャップが使われていて、甘辛い味付けとなっておりますが、
本番の四川料理には無く、陳建民さんが考案した日本アレンジの料理。
他にも日本と中国でギャップがあるものと言えば
餃子・・中国では水餃子がメインで主食扱い
冷やし中華、天津飯、中華丼・・日本独自(やっぱり日本は丼文化が強い)
回鍋肉・・ご存知キャベツとバラ肉は日本独自、四川料理では葉にんにくと外モモ肉。
本場の中華料理を謳うお店ですら、↑のような日本アレンジの料理を提供しており
陳建民さんの影響は本当に大きいと言えます。
こういった食の国境越えはフレンチも言えることで
ポール・ボキューズが日本料理の影響を受けたことは有名ですね。

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