自宅サーバ Hypervisor化 中間報告


自宅サーバ。あまりに不安定なのでVAIOで仮想サーバを起動中。
以前はVirtual PCを使っていましたが、高速がウリのOracle VMを使っています。
仮想化すると、このように物理ホストはなんでもよくなるので、
故障時なんかは大助かりですね。
VAIOに一時的にHDDをつなげて運用し、その間に、Corei7の本番機において
今までWindows上で起動していた仮想サーバをHypervisor化しようという計画です。

ひとまず、インストールと起動はうまくいってます。
■TIPSまとめ
マザーボード内蔵のRealtekのNICは認識しない。
BroadCon,Intelx2ポートのPCIeカードは問題なく認識。
VMware vSphere Hypervisor 5.5 を使用。インストール後、WindowsPCから
http://[インストールしたマシンのIP] でWEBアクセスすると
VMware vSphere Clientがダウンロードできるのでそれを使用する。
Managementポートをどこにするかが非常に重要。
最初BroadcomのポートにLANを挿してインストールした。後からIntelのポートに
Managementポートを変えようとしたら、どうやっても変わらない。
(ローカルコンソールで変更を試すも反映されない)
ので、Managementポートにしたい口にLANを挿してESXiを初期インストールすること。
VMware vSphere エディション種別
ottoのページが分かりやすいです。
http://www.pcserver1.jp/special/vmware_license
VMware vSphere Hypervisor(無償版 旧名ESXi)
以下有償
 Essentials
以下vMotion、HA対応
 Essentials Plus
以下VMware FT対応
 Standard
 Enterprise
 Enterprise Plus
ローカルのSATA接続のHDDの中身を、フォーマットせず
そのまま仮想マシン上で扱うことをRDM(Raw Device Mapping)という。
vSphere(ESXi)でSATAディスクをRDMで使う
そのHDDをRawディスクというみたいだ。
情報を見つけるまでが結構たいへんだった・・

物理マシンで認識しているハードウェアの中でも”パススルー”に
対応したデバイスがある。それを仮想OS上で、ハードウェアエミュレーション無しに
読むこむこともできる。ビデオカードをパススルーさせて3Dゲームを動かす猛者も。
仮想マシンでは、F2でBIOSに入れる。
初期設定だとCDROMよりHDDのほうが優先度が高いので、一番最初に
起動順序を変えてからOSをインストール。
自動起動の設定は、”構成”→”仮想マシンの起動/シャットダウン”から設定可能。

時計の設定はOSインストール前に必ず見なおそう。
初期状態で物理マインBIOS時計(JST)から+9時間された時刻が、入っていた。
ハードウェア監視はほぼ役に立たない。
RAID、メモリ、電源、HDDの状態が見たかったけど、
無償版ではできないみたい。

ハードウェアのアップグレードは絶対やってはいけない。
戻せない上に、制御するにはvSphere Web Client が別途必要になる。
vSphere Web Client 有償版のvCenterパッケージに含まれる。
USBメモリは認識できない。USBメモリ内にvmイメージを入れて
そこから起動する、というようなことは無理。
ESXi自体をUSBに入れてハイパーバイザーをUSBメモリ上で動かすのは
工夫すればできるみたい。
GW-20140316-043131
ESXiが認識する時、データストア化するHDDを選ぶ。
データストア化したHDDの中に、仮想マシンのデータが入る他、ISOイメージを格納可能。
また元々仮想マシンデータが入っている場合、
.vmxファイルをインベントリの追加で、再登録が可能。
チップセットは440BXがエミュレートされる。
さすが名チップセット、あっぱれ。
ベンチマークはCrystalMarkで29万。パフォーマンス低下は
ほとんどないように見える。

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