OpenStackをとりあえず使うための簡単インストール手順

【更新】
2015年12月現在、OpenStackのVerUPに伴いより簡単に使えるようになりました。
こちらに書きました。
ぼくにもできたOpenStack インストール手順【完全版】
以下 2014年7月17日の記事
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最近流行りですよね、クラウド。
僕もAWSをちょいちょい触って勉強中ですが、
クラウドサービスをオンプレミスで使っちゃおうという
動きもあるわけで、その代表がOpenStackです。
オープンソースのクラウドソフトウェア。
OpenStack以外にもいくつか出てます。
今はOpenStack,CloudStackという2つのソフトが人気のようです。
今回は自宅でOpenStackをとりあえずインストールしたので
手順などをまとめておきます。
■簡単に前知識を覚えていきましょう。
・OpenStackソフトウェアにはいくつかのディストリビューションがある。
・Redhatが提供するディストリが「RDO」。一番簡単で有名みたい。
・OpenStackのバージョンはコードネームで呼ばれる。現在最新はIcehouse。
・packstack –allinoneコマンドで簡単にインストールができる。
 逆にこれを使わないと超絶めんどくさい。
・ネットワーク周りは別途作りこみをする
・VMやAWSみたく最初からインストール済みのクローンは無いけど
 同じフォーマットの仮想マシンを取り込むことができる模様。
■参考にさせて頂きました
RDOを使ったOpenStack Havana – Neutron 構築編
Cent OS 6.5にRDO All-in-oneを導入。
■CentOS6.5にIcehouseインストールした時のメモ
仮想マシンスペック
CPU:4コア
メモリ:12GB
HDD:200GB
NIC:物理2枚をパススルー

最小限インストールを。(mySQLは入れない。MariaDBがインストールされてるとMySQLと競合しちゃう)
とりあえずminimal desktopでインストール。

SELinuxを無効化する
setenforce 0
getenforce 0
/etc/SElinux/configでpermitveに修正

IPは必ず固定にしてからインストール
後から修正するのが難しい。

OpenSSLをインストール。これを入れないと最後にエラーになってしまう・・?
yum install openssl-devel

ダウンロード

yum install -y http://repos.fedorapeople.org/repos/openstack/openstack-icehouse/rdo-release-icehouse-3.noarch.rpm

yum install -y openstack-packstack


CentS6.5におけるバグを修正する。
/usr/share/openstack-puppet/modules/swift/manifests/storage/mount.pp
を開いて、最後に登場するほうだけsbin→binに修正
バグレポート

packstack --allinone


インストールには15分くらいかかる。
最後にmySQLのパスワードを入力する
10
/root/keystonerc_adminでダッシュボードのパスワードを確認
11
WEBでアクセスする。
1
ここまでいくのに大変でした。。(~_~;)
実際にはブリッジを作らないと通信ができないのですが、
WEBGUIで適当にネットワークとルータを仮想で作って
ISOイメージは適当なURLからダウンロードすればひとまずインスタンスは
起動できます。
ブリッジの作成はこちらが分かりやすいので、
次回やってみようと思います。
CentOS6.4にOpenStack のインストールと設定(2/3)

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