受託のエンジニア 

 

 
 
最近仕事のやり方の根本を揺るがすことが起こっている。当たり前を疑えという話というか。
 
仕事は今の仕事をこなすことと、より良くすることの両輪なんだけど、意外と「より良くすること」が出来ていなかったのだと最近気づいた。社会人になって16年、振り返ると小手先の最適化が多くて、自分の知見が及ばないマクロな視点で行動を起こせていなかったのだと。
 
この歳になるとそれができないとかなり危ない。トレーニングであるのでそういう仕事をしてきた人は年齢関係なく、仕組みの根本を変える術をもっているのだろう、人金モノの動かし方を知っているだろう。
 
なんで僕にはできなかったのだろうか。
 
受託IT産業の中にいたからだろうか。受託の仕事はお客さんから言われたことをその通りにこなすのが美徳で、評価される。根本を疑うような仕事は発生せずに、仕事を早く終わらせる最適化はあっても根本はお客さんが決めることで、それに従うのは受託会社の役目。お客さんからすれば余計な事を言わずにきっちり収めてくれれば良いわけで。
  
今世の中の進化は早い。常に自律して風を読まねばいけない。今までと同じ、事なかれ主義のマインドを自分が変える時期なんだと最近思った。
 
 
幅広いことをやらせてもらえる今の職場。それが当たり前というのも変かもしなない、組織形成がされていないと言えばそうかも。
 
どちらが自分に合っているかというと線からはみ出しがちなのでそれを受け入れてもらえるのはとてもありがたいことで。 
 

 
 

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