請負という名の派遣

このブログでも以前から度々とりあげていますが、
IT業界の多重請負、偽装請負について書きたいと思います。
ちょっと前に業界問わず、2重派遣が大問題になりました。
それが原因でつぶれた派遣会社もありました。
世の中的にももう2重派遣はやめようということになりました。
が、しかし
結局、派遣という言葉は請負という言葉に変わっただけで
業界はなにもかわりませんでした。

さらに請負契約なら2重でも3重でもかまわない、という神話が業界全体に
広まりました。蓋を開ければ請負という名の派遣なので
2重、3重派遣をしていることになります。
法を犯してまでなんでビジネスしなきゃならんのか。
それっておかしいんじゃね?と異論を唱えるどころか
人を売りさえすれば安定した利益につながるとして
弱小IT会社がどんどん乱立、それがさらに下請けの下請けを助長させています。
法律を犯すことも危ないのですが、それ以上に僕が危機感を感じるのは
40歳以降職を失う可能性が高いということです。
派遣社員が40歳ってあんまり聞かないですよね、理由は言わずもがなです。
最近ボクの周りでは年齢を理由に客先と契約できないSEがほんとに多い。
聞くと人柄はとてもいいらしい。残念だ。

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