QoSの具体的な設定 Priority Quing(PQ)

QoSとマルチキャスト、この2つを扱えるエンジニアは
業界の中でも少ないのではないでしょうか。
知識はあるけど、いざ構築となった時に??な方もいることでしょう。
僕もこの2つは全然分からず、今まで避けて通ってきましたが
QoSに関しては少し分かってきたので、設定例を紹介します。
というかまずQOS、うんちくを書いてるサイトはいくらでもあるのですが
実際の具体的な事例と絡めて設定方法を書いてるサイトはほとんどありません。
うんちくはいいから、実装させろや!って感じですよね、現場でググる人にとっては(笑)
■要件(事例)

使う場面は色々あると思いますが、今回はWANの回線契約が
8Mbpsだった場合の外接ルータに対する設定を例にあげます。
(専用線が10Mbps以下って場面は結構多いのではないでしょうか)
以下のように優先度をつけたい。
優先度高:OSPF
優先度中:TCP80
優先度低:UDP162
優先度指定無し:その他大勢
ちなみにCiscoでもドンピシャな設定例が載っています。
TLS(広域イーサネットサービス)接続ネットワーク環境でMQCを使用した QoS 設定例
だけど難しいですね。瞬間的に理解できませぬ\(^o^)/
ということで実装機能としては↓
■実装機能
Priority Quing(PQ)
Generic Traffic Shaping(GTS)
この2つが一番簡単だと思います。
しかし、この簡単で分かりやすい機能は、Ciscoの”ルータ”でしか使えません。
Catalystや1812J,892などのまがい物では機能未搭載です。
注意してください。よく間違えます。
■設定例(Config)
■Priorityリストでは設定できない通信をACLで定義
access-list 100 permit ospf any any
■Priority設定
priority-list 1 protocol ip high list 100
priority-list 1 protocol ip medium tcp 80
priority-list 1 protocol ip normal udp 162
priority-list 1 default low
■インタフェース適用
interface fa0/0
priority-group 1
traffic-shape rate 8000000
speed 10
duplex full
確認コマンドが、、、無い!?
コマンドはあってると思うのですが

2621XM-C#show queue fastEthernet 0/0 ?
  <0-16>  Queue number
  |       Output modifiers
  <cr>
2621XM-C#show queue fastEthernet 0/0 1
2621XM-C#

あれ?(;・∀・)

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