お稽古

msgcns!CF60CFA76B50C67F!1883 AAA

 
この前から踊りのおけいこに復帰しました。
お国のため家族のためで仕事をがんばるのもどうかと思ってきました。
土日返上でボランティアしてましたが、僕一人がそこまでする必要があるのかと。
 
もちろん仕事の品質を低下させるのは良くないので、これからは自分の工数管理は自分でやって
計画的に進めようと思いました。
 
だから土曜日は今までどおりおけいこに通うことにしました。
 
 
 
今お稽古しているのは 「玉屋」 という踊りです。
「玉」を売る商人の踊りですが、何を売ると思いますか?
僕はビー玉、紙ふうせん、けん玉、 などおもちゃ売りかと思ってました。 
ちなみにどれも間違いで正解はシャボン玉売りを指します。
子供商売ですから明るく楽しい、というイメージの踊りですね。
来年の会で披露したいと思います。
 
 
 
お弟子さんの中に高校生の女の子がいて昨日見かけました。
セ、セーラー服!
もってけ・・・が頭をよぎりました。さすがオタク脳だ。もはや脊髄反射と言えます。
 
 
 
 
ばち英が同じ人形町にあるので先週預けた細棹を取りに行きました。
革を張りなおして糸も新品。試奏させてもらいましたがめっちゃ音が乾いていて鋭くこれぞ長唄!っ手感じで
もう興奮ものでした。(*´д`*)アハァ
演奏会用に犬皮を張っているのでちぐはぐではありますが・・
 
 
細棹と言ってもとっても古い三味線でして最近の細棹よりも細いそうです。
戦前はこの細さが普通でしたが戦後、地唄が流行ったせいもあり太いものしか
作られなくなったそうで。ばち英のおやっさんはなんでも教えてくれて優しいし、いい人です。
(伝統文化の職人っていうのは堅い人が多くて、僕みたいな奴が行っても
相手にしてくれない人とか結構います。)
 
 
祖母の師匠で母親も始めは祖母に習っていましたが、途中から違う師匠のところに
通い始めました。この三味線はその師匠が使っていたもので天神キャップ裏には
「杵屋勝花音」 と書いてありました。
なのでものすごく古い三味線だと伺えます。ですが職人の技と言いますか
良い楽器はいつまでたっても逸品で音も見た目も他のとは違うと素人ながら思います。
 
 
お店で試奏していると道行く人が見てくれるのでなんだか勝ち誇った気持ちになります。
プレイヤーもいいもんだ、と改めて思いましたね。
 
 
 
帰ってすぐ母親に越後獅子 晒しの合方の替手を練習してもらいました。
もう何十年も触ってない母親でしたが少しの練習で思い出していくらしく
すぐに復活してくれました。
そして一部だけですが二人で合わせてみました。
踊りでこんなの聞いたことNEEEEEEwwwww みwwなwぎwwっwwてwwきwwたwww
 
僕も替手を弾きたいところですがリズムが難しいのでまだまだ先になりそうです。
 
 
弟の鼓も結構完成してきたので合わせてました。
晒しの合方はなんとかクリアできそうです。
 
 
セッションするのはどんな楽器でも楽しいものです(´∀`*)
 
 

■ 地唄 中棹  
  材質:花梨 (?)
  さわり調節可能なねじあり。
  胴袋は伊丹秀子となっている。(浪曲や長唄をこなす叔父からゆずってもらった)
 
 
 

■ 長唄 細棹 (現在のものよりさらに細い)  
  材質:紅木(?)
  演奏会用で糸巻きは象牙
  母親の師匠が使っていたもの。(何十年前に作られたものだろうか)

コメントを残す