たまにはイイ話でもしてみようか その1

自己啓発的な感じでたまにはイイ話をしてみる。
友達自慢をするわけではないけど、僕が今まで関わった人の中で
思い出に残っているエピソードを紹介する。(実話です)
■異国の地で
学生だった頃、クラスに南米のペルー出身の人がいた。
僕があった時は既に流暢な日本語を話していた。
日本語学校に行ってたそうだ。
初めて習う難しい通信技術を、異言語のテキストで勉強する、
これだけでも神業のように思う。当然授業も日本語だし。
授業が終わるとフットサルに行って、夜は学費を払うために居酒屋で12時までバイト。
彼の成績は上位ではなかったけど、授業では寝てるところを
見たことが無く、毎日明るく前向きだった。
疲れてると思うんだけど周りを励まし、ふざけた事をしょっちゅう言ってた。
家族を大事し、敬愛していることも普段の会話からよく伝わった。
社会人3年目くらいでお兄さんと一緒に家を買った。
都心ではなかったけど、住めば都と言って照れ笑いしながら
誰よりも早く家を買った彼らは稀にみる賢人。
今でも友人の中で最も尊敬できる人を挙げるとするなら
彼の名前を即答している。
■車椅子の男の子
中学生の頃からボランティア活動にたまに参加している。
(最近めっぽうだけど・・)
6年くらい前になる。
近年、温暖化により夏はどんどん気温が上がっている。
そんな中、昔ながらの「打ち水」が非常にエコで
外気の温度を下げることで注目を浴びるようになった。
全国各地で夏になると打ち水イベントが開催されている。
そのボランティアに参加した時、スタッフ側で車椅子で
来ている同じ年くらいの人がいた。
彼はどういう理由で参加したのか分からない。
足が自由に動かせなくて、周り人に迷惑をかけるかもしれない。
利益にならないボランティア活動なのに彼は参加した。
彼は自分の力で桶を運んだり、水を撒いたりできることを頑張っていた。
チームが別の場所に移動する時、車椅子では乗り越えられない段差につまづくと
周りがサポートした。当日初めてあった仲間であるが、彼の頑張る姿を見て
自然と力を添えてあげようと思ったのだろう。
僕はチームが違ったので会話したのは一言二言だったけど
笑顔が素敵なおとなしい青年だったことをよく覚えている。
その2でも紹介したい人がいるので
続く!

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