体験やライフステージは資産であって自慢はしないという話

子どもが生まれ、父親として右も左も分からず不安な事は多い。パパ友、というほど濃いつながり人と常に連絡を取り合いたいとは思わないが、同世代で気軽に話せる間柄の父親経験者から定期的に話を聞きたいし育児に関する不安をこぼせる場はほしいなと思う。以前の職場だと社歴も長く話せる間柄の人も多かったが、転職してからはほとんどリモートだし同世代が少ない事もあり、やや孤独。

週末に児童館に行ってパパ友を作るにしても勇気が出ない。男というのは人間関係が職場だけになってしまうものなのか、嘆かわしい。

新しい職場でコンプライアンスがとても厳しい。事例や研修で常にコンプライアンスに触れていると職場でのおしゃべりの内容に無意識に気を使うようになってきた。自分がまだ転職して日が浅いから気を使っている部分も多少あるが。
それでも流れる空気感はそれを抑止するような、皆が全員マナーを意識しているように感じる。前職と比べて耳に入ってくるお喋りの話題は当たり障りないのないものや、真面目な内容が多くなった。

ふと、子どもの話をしようとした瞬間にメタ認知で俯瞰した自分を上から見たときに、「あれ、今から喋る言葉って相手や職場で周りに人が耳に入ったらどう思うんだろう、不快に思う人もいるかもしれない」と考えて話すのをやめる瞬間がある。資産を自慢するような人は少ないと思うし、自分もお金に関係する話はあまりしないようにしてきたが、最近結婚や子どもの話も聞く人によっては不快に思ったり聞きたくない人もいるのではと思うようになった。職場ではコンプライアンスという名の気配り、配慮が進んで不快な思いをすることは減ったけど、同時に配慮すべき範囲が広がって職場で気軽に話せないジレンマも。なかなか悩ましい問題が。

社会全体で今の自分の立ち位置を客観的に見たら、簡単に手に入らないものをもっているほうだと思う。自分の当たり前が、会話が聞こえる半径10mの人たちの当たり前ではないなら、話題にしないようにしようと最近感じるようになった。職場での雑談も相当な能力が必要だ。

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