日本のちゃらついた外食ブームに物申す 


格差論を押さえ込むには、B級グルメやちょっとで手が届く気軽な外食を煽るのが良い。
それは誰も平等手に入る幸せだ。
そして食も豊かになり、今や日本人の4人に1人は肥満と言われている。
だから同じくらいトクホやメタボ検診、ジムを煽って定借させようとしている。
まさに健康で文化的な生活、それを政府が進めるのは当然の流れだろう。
でも人間結局楽なほうに流れる。
矛先は炭水化物、糖質に行く。
白米が悪いんだと。
いや、違う。
薬膳、調理、栄養学を勉強している自分から言わせれば言語道断。
昔からの和食はローカロなのだ。(醤油文化だから塩分は多いと言われるが・・)
悪いのは完食と油の多いおかずをとりすぎること。
1日の摂取カロリーってだいたい2200kcalを目安にするわけなんだけど
これ以上取ると脂肪で蓄積される。
ちなみに食が豊かな日本の食事だと1食1000kcalくらいになるから
1日2食なのが人体的にちょうど良い計算になる。
1日3食説って食が貧しかった時代の話。
お腹が空いたときに食べれば良い、って医者も言うほど。
カロリーだけの話をするとこんな感じ。
じゃぁカロリーだけを下げれば健康か、と言われると違う。
栄養価を気にしない人が多すぎる、本当に。
スーパーフードに踊らされる前に、
農家さんが苦労して作った生の野菜を何もつけないで食べてみてほしい。
食材の美味しさをその舌で感じ取れれば、何か変わるものもあるだろう。

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