vmware連載コラム
今流行りのvSAN2ノード構成を導入した際、苦労したのまとめ
【vmware2ノードvSAN導入記録】01 HCIを取り巻く現状
【vmware2ノードvSAN導入記録】02 ライセンス注意点、スケールアウトの幻想
【vmware2ノードvSAN導入記録】03 かかった費用と見積もり時のチェックポイント
【vmware2ノードvSAN導入記録】04 納品編
【vmware2ノードvSAN導入記録】05 構築編
【vmware2ノードvSAN導入記録】06 障害時動作
【vmware2ノードvSAN導入記録】07 DELLサポート利用時
【vmware2ノードvSAN導入記録】08 ZABBIX登録
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【vmware2ノードvSAN導入記録】05 構築編
このページの目次
■ライセンスは最初に入れよう
■DELL OEM版ESXi
■NTPに注意
■自動起動設定
■謎のWitnessの中身について
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■ライセンスは最初に入れよう
[VMware] Enterprise Plus以外のエディション+VSAN組合せ時の注意点
購入ライセンスはまず最初に投入をお願いします。60日評価版で構築し、後からライセンスを入れて機能がロックされたとかマジ洒落にならんす。
■DELL OEM版ESXi
DELLのHWにはDELL提供のESXiイメージをインストールしてください。10G NICが認識しないっす。
Dell- カスタマイズした ESXi Embedded の ISO イメージをダウンロードする方法です。
■NTPに注意
全台NTPとタイムゾーンを設定してください。大きく時刻が乖離してvCenterでエラーになります。
設定箇所
全台のESX、全体のiDRAC、vCenter Server 、WitnessのESXi
■自動起動設定
障害時に、VCenterとWitnessが自動的に立ち上がってこないとか笑えますのでVCenter ServerとWitnessがゲストとなるESXi上で必ず自動起動の設定を。あとゲストOSもね。
■謎のWitnessの中身について
備忘録ですが、Witnessの内部NWの仕組みを書いてみました。
セグメントを最小限しか使ってないので、Witnessには同セグで2つ足が出てしまうという設定に。
vmk0とvmk1の2つの仮想NICがあるわけですが、
どうやってルーティングを判定しているかといいますと、
実はここから見ることができます。
vmk0がデフォルトルートになるようです。あとはYoutubeとか本とかの通りにやっていく感じです。vSANの優先度設定は1号機に寄せました。vSANもCPUリソースも1号機を優先させてActive-Standbyみたいな構成にしないとリソース設計が複雑になります。
続く