8年ぶりの転職活動。色々勉強させてもらいました。アクセンチュアの面接はすごく良い経験で、変な話、すべてのビジネスマンに一度経験してもらいたい、良いプログラムだと感じました。
始めの頃は言いたいことが次から次へと頭に浮かんできて、言いたいことが短くまとまらず延々と話してしまう場面がよくありました。理性で抑え込めない、承認欲求というか、とにかく自分の事を分かってくれ、という思いが先行してしまいました。これは場慣れすることである程度改善してきましたが、日頃短いことで初対面の人に自己紹介する場をちょこちょこ作ることが大事かな。
面接というのは自分の考えを伝える場であるものの、極論を言うと、
「私はあなた達の敵ではありません、ボードに対し従順で揉め事を起こさず、空気を読みつつ数字をあげて利益貢献できる人材です。なので仲間に加えてください。」という事を伝える場であると考えています。伝え方は色々あると思いますが。
結局サラリーマンを選択するからには、会社の方針、直属の上司の方針に歯向かっちゃダメですね。
まこなり社長、失敗小僧さんの意見を聞いて自分も納得しました。(ちなみにYoutubeは色々なビジネス動画を見てるので考えが傾いてつもりはたぶん無いはず)
とは分かって面接に望んだものの、「俺はベンチャーで戦ってきた、温い大企業育ちのあなた達とは違うんだ」という謎の敵対意識とマウント意識が表に出てしまう場面がありました。結局自分が世の中見えてなかったというか。今の会社は、業務品質が高くなくてもそれで良い会社でした。最低限の事が最低限のコストで賄えればOK。だから大企業の人の「セキュリティ運用」の話をした時に、求められる水準が違うから、
僕:「一人いれば十分ですよ(要求水準が低いので)」
大企業の人:「いや、一人じゃ無理でしょ(売上1兆円規模の会社のレベルとして)」
で喧嘩になってしまう場面がありました。
お互いが住んでいる世界のことを知らないから、当たり前がずれてしまう。相手の立場を考えて話すことが大事だと後から気づきました。あと変なプライドは捨てないとダメですね。
機を悪くさせてしまった面接官の方には申し訳ないけど、とても良い気付きになりました。