【料理でもするか】その306  本気の薬膳、カレー四物湯(スペシャリテ) 

■俺メモ
家庭料理の究極を目指すシリーズ。
腎を補い、気を巡らす。
死にかけた人でも元気に取り戻すとまで入れる漢方の定番調合、”四物湯”。
僕は漢方薬の力を知っている。
エナジードリンクよりもよっぽど効く。
この四物湯をスープカレーにしてみました。
漢方薬局で販売している4つの漢方薬をネットで調達。

当帰は宝塚の漢方薬局さんから、地黄、芍薬、川芎は石川県の中屋彦十郎薬局さんより。
中屋家は江戸時代から続く由緒正しき漢方師で現在は15代だそうです。
500gからしか買えないのが残念だけど、、(-_-;)
どれも木の根なので、畑を掘り返した、土いじりをした時の土のにおいがします。
僕はこの香り、畑にいるような気分で嫌いじゃないのですが、うちの母親は苦手でした。
それを土鍋で弱火40分、煎じて薬効成分を抽出します。

この色は地黄から出ます。地黄は甘みがあります。
煎じた薬汁はやはり”漢方薬”という美味しいものではないけど、
思ったより強烈ではなかったです。苦味と甘みを持ちスパイス料理には合いそう。
玉ねぎをじっくり炒め、トマトジュース、鶏肉を。
スパイスは、五香粉、SBカレー粉、七味、豆チ醤。
キャベツと人参をたっぷり入れて30分煮込み。
■出来上がり


■実食
★★★
うむ、なかなか美味しいですが、やはりスパイスブレンドが弱いようで
お店で食べるような深みのあるスパイスミックスには及びません。
トマト率多めなので、酸味を感じるトマト煮込みやビーフシチューみたいなイメージに近いかも。
鶏肉もほろほろと柔らかい。
■次回は
改善点
塩気が足りない。塩と味噌を次回入れてみる
鶏肉はカレー用の小ぶりのものだと食べごたえがないので、モモの塊を買って大きめにカット
白、黒のきくらげ
トマトジュース2/3→半分
スパイスの量を倍に

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