こないだの日曜日、LPICが開催する304試験のセミナーがありました。
5年前に取得したCoreがいよいよ失効しそうなので
この期に304を取得して更新を図ろうと思っています。
(いちおう名刺にもロゴ入れてる身だし。。)
いちばん話が聞きたかったpacemakerが駆け足になって
しまったのが残念。仮想化とかマウスで触れば分かるし
すっ飛ばしてほしかった。
またLPICではとても丁寧新設に無料で公式テキストを公開しています。
すばらしいですね。(資金集めなのかもしれませんが)
高信頼システム構築標準教科書
http://www.lpi.or.jp/linuxtext/system.shtml
< a href="http://www.lpi.or.jp/news/event/docs/20150118_01_report_01.pdf">LPIC レベル3 304 Virtualization & High Availability 技術解説無料セミナー
http://www.lpi.or.jp/news/event/docs/20150118_01_report_01.pdf
セミナーの備忘録といろいろ調べたことのまとめ
■仮想化
完全仮想化 いわゆる普通の仮想化。OS問わず
準仮想化(XEN only) OSを書き換えてパフォーマンスUP。Windowsは使えない。
libvirtには以下が含まれる。必須インストール。
virt-manager(GUIツール)
virsh
virt-install
xmコマンド
create/destory/shutdown/reboot/pause/unpause
update
top
info
KVM
lsmodでkvmモジュールがロードされていることを事前に確認
qume-kvm , libvirt , ridge-utilities, python-virinst の4つが必要
virshコマンド
console/start/shutdown/reboot/destory
version
list
dominfo
domstate
KVMでもESXみたいにHWパススルーが一応できるけど実績はまだまだESX。(と思われる)
10G NICではパススルー必須。
まだまだVM王国。
各ハイパーバイザの特徴はここが分かりやすい
サーバーリソース仮想化 > 特集:仮想化入門
http://www.plathome.co.jp/solution/virtualserver/introduction/
■DRBD
ディスクはパーティションだけ切ってファイルシステムは作らない
elrepoが必要
common.conf =グローバル設定ファイル
rX.res =リソース設定ファイル
device /dev/drbd0 === disk /dev/sdb2 のヒモ付はここで設定
ext3でもext4でもどうぞ
DRBDは初期状態ではPrimaryにならない。データ同期もしない。手動でコマンドを実行
Primaryの状態のホストでのみマウントできる。(?)
DRBDだけでは自動切り替えはしない。コマンドでのみ切り替えができる
置きたいデータはリンクで配置。(apacheのドキュメントルートとか)
とっても分かりやすい資料
DRBDとPacemakerによるLinux-HA環境 – Linux-HA Japan
■pacemaker
ha.cf 設定ファイル
authkeys 認証ファイル
crmコマンドでいろいろ設定する。crmシェルはNW機器に近い。
verify > commit > exit で反映(vYattaと同じ)
configure > show で設定表示
crm_mon -rfA でリアルタイム状態表示。
ちなみに2014年12月時点で、pacemakerのバージョンアップに伴い
heartbeatはついに非推奨となり、corosyncが推奨となりました。
試験にどう影響するか分かりませんが、corosyncもだいぶ安定してきていると
思うし、corosyncを勉強するのが良いかと思われます。
Pacemakerリポジトリパッケージ (RHEL6) 1.1.12-1.1
STONITHで対向ホストのH/Wに直接アクセスして制御することも可能。
対向を殺すことをfenceというみたい。